3DCGでCOSMOSを描く -1-
公転する太陽系惑星
太陽系惑星の公転の様子をCGで描いてみます。
水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星(準惑星)の9つの星が太陽の周りを公転する様子をアニメーションさせています。すでに準惑星として惑星ではないとされている冥王星を含めているのは単に、冥王星があった方が全体の動きとして面白い(カッコいい)からです。
軌道要素を参考にしていますが、正確なシミュレーションではありません。短い時間に一番外側の冥王星を一周させるためにかなり無理をしています。水星から冥王星までの公転運動を正確な比率でアニメーションすると全体をかなり速く回転させたとしても長くなってしまう(もしくは無理に短くすると、太陽に近い惑星が異常に速く回転してしまう)ので、水星・金星・地球・火星までの公転比率を1とするなら木星・土星はその比率の倍、天王星・海王星・冥王星は3倍の速度で回っています。惑星全体の公転しているイメージをコンパクトに表現しているとご理解ください。正確な動きを見慣れている方には違和感があると思いますが…。
アニメーションはLightWave3Dで制作しています。
楕円軌道に沿った運動を表現するのにはエクスプレッションを使用しています。エクスプレッションの設定については、基本的なことだけですがこちらにメモしてあります。興味のある方はご覧ください。
※CGを描く上で、できるだけ正確な情報をベースにして描きたいと思っていますがアカデミックな天文の常識から外れることもあるかもしれません。天文に関する専門的な情報は他サイトでの確認をお願いします。