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3DCGでCOSMOSを描く -4-

寄り添う月と地球の公転軌道

寄り添う月と地球の公転軌道を描いてみます。
太陽の周りを公転する地球と、地球の周りを公転する月の、ぴったりと寄り添う軌跡の動画です。
毎度のことですが、正確なシミュレーションではありません。
実際の比率に準じてしまうと、動きが見えにくいのでそれぞれ比率を変えてつくってあります。
太陽の中心から地球の中心までの距離を基準とした比率にすると、
太陽のサイズは10倍、地球と月のサイズは100倍、また月と地球の距離は7倍にしてあります。
地球の自転は15倍くらい遅く回っています。

ムービー「月と地球の公転軌道」

距離とサイズを誇張した結果、大きくうねって見えていますが、地球と並走する月の軌道はこれほど大きくうねることはありません。誇張しない場合、月の軌道はほとんど地球の公転と重なったようにみえてしまいます(正確な地球と月の軌道図は専門の天文サイトなどでご確認ください)。
あくまで、こんな「感じ」で動いているということでご覧ください。

●CG制作メモ(LightWave3Dを使用しています)
地球と月の軌道は、軌道用オブジェクトのインスタンスによるモーションパスを利用して描いています。次第に消えてゆく軌道は、サーフェスの透明や反射の度合いをグラデーションノードを用いて設定しています。